キコニアのなく頃にWiki

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phase1:ヨハネの黙示録とキコニアの類似点

「ヨハネの黙示録」とキコニアの類似点

執筆者: deisel(@diesel)

翻訳 & 編集: ボル箱(@nasubimofumofu)
整形 & コメント : ril(@Fenril_nh)

※本記事はCiconia & The Revelation of Saint Ioánnisの日本時間2019年10月13日22時時点での翻訳文です。翻訳の正確性には責任を持ちかねますので気になる方は、原文をご確認ください。

※執筆者diesel氏はNIV Bibleを使用。この翻訳には新共同訳聖書を用います。
※本文に出てくる聖句は全て「ヨハネの黙示録」からのものです。引用する時には章番号と節番号のみ記します。1)

導入:「ヨハネの黙示録」

  • 「ヨハネの黙示録」は新約聖書の中の27番目にして最後の書。キコニアに登場する新約聖書には26の書しかなく、正典扱いされていない書物として「イオアンニス黙示録」が出てくる。(イオアンニスはヨハネのギリシャ語読み)2)
セシャト:カルタゴ会議では、26書が正典と認められたんだ
セシャト:でもね。本当はもう1つ、正典があったんだよ
セシャト:“聖イオアンニスの黙示録”……

「預言」

  • 「ヨハネの黙示録」は世界の終わりの預言の内容を描く話。キコニアでは青都雄の台詞をはじめ多くのところで預言の概念が出てくる。

1:1 イエス・キリストの黙示。この黙示は、すぐにも起こるはずのことを、神がその僕たちに示すためキリストにお与えになり、そして、キリストがその天使を送って僕ヨハネにお伝えになったものである。
1:2 ヨハネは、神の言葉とイエス・キリストの証し、すなわち、自分の見たすべてのことを証しした。
1:3 この預言の言葉を朗読する人と、これを聞いて、中に記されたことを守る人たちとは幸いである。時が迫っているからである。

青都雄:“預言”というのは、神から言葉を預かる、という意味なんだよ。
    神は全能。未来も全て知っている。だから、その神の言葉は、未来の“約束”も同然。
    その神の言葉を預かって話すことが“預言”なんだよ……。
???:この<地獄>は、私の体験した地獄であると同時に、あなたの世界の、確実に訪れる<未来>。
   だからこの<地獄>は、預言。
   あなたが何もしなければ、必ず訪れる<絶対>の約束。

終末論

  • 「ヨハネの黙示録」は新約聖書で唯一、終末論について述べた書。世界を終わらせる出来事とその中の演者を描き、最後にキリストの再臨と新たな始まりを描いて終わる。キコニアでも終末論と新たな始まりの概念は重要なもの。「ヨハネの黙示録」も、肉体の苦痛から解放された死のないパラダイスを語る。死すべきさだめの人間の苦痛と人間性の超越は、キコニアでも黙示録でも重要なものとなっている。

ノアの方舟

  • 地表を洗い流してきれいにして、新しい人間たちで世界を再び始めようする話としてノアの方舟の話がキコニアでは出てくる。
嗤いの王:箱舟の失敗は、ノアの家族だけでなく、職人も乗せてしまったことじゃ……
セシャト:この後に聖なる方舟の騎士団(the Order of the Holy Ark)の動きを追うよ。†

訳者注:英語から再翻訳した台詞には†を打ちます。

ジェストレス:少なくとも一人の男と女を最後まで生き残らせる限り、全人類の勝利ということになりますわ†

キズナ&セルコン

  • キズナの上下に書かれたテキストは「ヨハネの黙示録」からの抜粋をルーン文字で書いたもの。上のテキストは18章17節~22節、下のテキストは22章1節~11節。27番目の書とキズナの製作者が繋がっている可能性がある。ケロポヨの「奥様」も、彼が誰かに応答していることを暗示している。
  • ケロポヨのエラースクリーンで出るテキストは6章5節。

6:5 小羊が第三の封印を開いたとき、第三の生き物が「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。そして見ていると、見よ、黒い馬が現れ、乗っている者は、手に秤を持っていた。

キズナの上部のテキスト

18:17あれほどの富が、ひとときの間に、/みな荒れ果ててしまうとは。」また、すべての船長、沿岸を航海するすべての者、船乗りたち、海で働いているすべての者たちは、遠くに立ち、
18:18 彼女が焼かれる煙を見て、「これほど大きい都がほかにあっただろうか」と叫んだ。
18:19 彼らは頭に塵をかぶり、泣き悲しんで、こう叫んだ。「不幸だ、不幸だ、大いなる都、/海に船を持つ者が皆、/この都で、高価な物を取り引きし、/豊かになったのに、/ひとときの間に荒れ果ててしまうとは。」
18:20 天よ、この都のゆえに喜べ。聖なる者たち、使徒たち、預言者たちよ、喜べ。神は、あなたがたのために/この都を裁かれたからである。
18:21 すると、ある力強い天使が、大きいひき臼のような石を取り上げ、それを海に投げ込んで、こう言った。「大いなる都、バビロンは、/このように荒々しく投げ出され、/もはや決して見られない。
18:22 竪琴を弾く者の奏でる音、歌をうたう者の声、/笛を吹く者やラッパを鳴らす者の楽の音は、/もはや決してお前のうちには聞かれない。あらゆる技術を身に着けた者たちもだれ一人、/もはや決してお前のうちには見られない。ひき臼の音もまた、/もはや決してお前のうちには聞かれない。

キズナの下部のテキスト

22:1 天使はまた、神と小羊の玉座から流れ出て、水晶のように輝く命の水の川をわたしに見せた。
22:2 川は、都の大通りの中央を流れ、その両岸には命の木があって、年に十二回実を結び、毎月実をみのらせる。そして、その木の葉は諸国の民の病を治す。
22:3 もはや、呪われるものは何一つない。神と小羊の玉座が都にあって、神の僕たちは神を礼拝し、
22:4 御顔を仰ぎ見る。彼らの額には、神の名が記されている。
22:5 もはや、夜はなく、ともし火の光も太陽の光も要らない。神である主が僕たちを照らし、彼らは世々限りなく統治するからである。
22:6 そして、天使はわたしにこう言った。「これらの言葉は、信頼でき、また真実である。預言者たちの霊感の神、主が、その天使を送って、すぐにも起こるはずのことを、御自分の僕たちに示されたのである。
22:7 見よ、わたしはすぐに来る。この書物の預言の言葉を守る者は、幸いである。」
22:8 わたしは、これらのことを聞き、また見たヨハネである。聞き、また見たとき、わたしは、このことを示してくれた天使の足もとにひれ伏して、拝もうとした。
22:9 すると、天使はわたしに言った。「やめよ。わたしは、あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書物の言葉を守っている人たちと共に、仕える者である。神を礼拝せよ。」
22:10 また、わたしにこう言った。「この書物の預言の言葉を、秘密にしておいてはいけない。時が迫っているからである。
22:11 不正を行う者には、なお不正を行わせ、汚れた者は、なお汚れるままにしておけ。正しい者には、なお正しいことを行わせ、聖なる者は、なお聖なる者とならせよ。

24の座、24人の長老、4人の死の天使

  • 競技大会にLATOを除いて4か国から参加した24人のガントレットナイトは、24人の長老に対応している。24人の長老は罪を贖われた人間の代表。ここでの長老(Elder)は、国、グループ、家族の代表者という意味。

4:4. また、玉座の周りに二十四の座があって、それらの座の上には白い衣を着て、頭に金の冠をかぶった二十四人の長老が座っていた。

  • ガントレットナイトの内4人の裏切り者は、「ヨハネの黙示録」の人間の三分の一を殺す四人の天使を表している。

9:13 第六の天使がラッパを吹いた。すると、神の御前にある金の祭壇の四本の角から一つの声が聞こえた。
9:14 その声は、ラッパを持っている第六の天使に向かってこう言った。「大きな川、ユーフラテスのほとりにつながれている四人の天使を放してやれ。」
9:15 四人の天使は、人間の三分の一を殺すために解き放された。この天使たちは、その年、その月、その日、その時間のために用意されていたのである。

ジェストレス:はい。我らの忠実なる僕にしてご老体たちよりはるかに役に立
つ、第9最上騎士団の団長より報告が入りました。四大陣営の全てのガントレッ
トナイトのエース部隊に、団員を潜入させることを完了したとのことです

怒りの王:4つの陣営に6人ずつで、24人だったか。……その中に1人ずつで、4
人も我らの手駒が入り込めたというのか

地震

  • キコニアでの世界で同時に起こる地震はヨハネの黙示録の地震と重ねられている。

11:13 そのとき、大地震が起こり、都の十分の一が倒れ、この地震のために七千人が死に、残った人々は恐れを抱いて天の神の栄光をたたえた。
11:14 第二の災いが過ぎ去った。見よ、第三の災いが速やかにやって来る。

4つの生き物

4:6.また、玉座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。この玉座の中央とその周りに四つの生き物がいたが、前にも後ろにも一面に目があった
4:7 第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は若い雄牛のようで、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。
4:8 この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その周りにも内側にも、一面に目があった。彼らは、昼も夜も絶え間なく言い続けた。「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、/全能者である神、主、/かつておられ、今おられ、やがて来られる方。」
4:9 玉座に座っておられ、世々限りなく生きておられる方に、これらの生き物が、栄光と誉れをたたえて感謝をささげると、
4:10 二十四人の長老は、玉座に着いておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝し、自分たちの冠を玉座の前に投げ出して言った。

  • 24人に礼拝するよう命じる4つの生き物は、LATOを除く4つの陣営を指す。4つの生き物はそれぞれ、ヨハネの黙示録の四騎士の訪れを予告する。勝利/征服は白い馬に、戦争は赤い馬に、飢饉は黒い馬に、死は青ざめた馬にそれぞれ乗っている。農作物破壊と関連付けられるABNは、黒い馬に乗る飢饉と対応している可能性がある。4つの陣営の国旗の色はそれぞれの馬の色に対応していると考えることができるが、ABNと飢饉の繋がりを除けば、それらの陣営と騎士の間の繋がりは現状弱い。

7つの角

  • 英語版Wikipediaによると、セシャトには7つの角という二つ名がある。「ヨハネの黙示録」の七つの角の子羊とセシャトの間に関連があるかもしれない。
  • エジプトの神セシャトにはアウアウローラを思い出させる特徴がある(一度殺されている、文字を発明している、筆記者である、本の家の女主人である、角がある)

5:6わたしはまた、玉座と四つの生き物の間、長老たちの間に、屠られたような小羊が立っているのを見た。小羊には七つの角と七つの目があった。この七つの目は、全地に遣わされている神の七つの霊である。

ガラスの海

  • ガラスの海は「ヨハネの黙示録」にも登場する。キコニアのガラスの海は大浴場の誓いの時にみなが眺める場所であり、のちに紛争地帯にもなる重要な場所。

4:6 また、玉座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。この玉座の中央とその周りに四つの生き物がいたが、前にも後ろにも一面に目があった。
15:1わたしはまた、天にもう一つの大きな驚くべきしるしを見た。七人の天使が最後の七つの災いを携えていた。これらの災いで、神の怒りがその極みに達するのである。
15:2わたしはまた、火が混じったガラスの海のようなものを見た。更に、獣に勝ち、その像に勝ち、またその名の数字に勝った者たちを見た。彼らは神の竪琴を手にして、このガラスの海の岸に立っていた。
15:3彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とをうたった。(後略)

地の文:日本中部、ガラスの海。
    第三次世界大戦時に撃ち込まれた太陽弾頭によって生み出された、半径約100kmの巨大クレーターである。
地の文:何も存在しない、地平線までの死の静寂の、広大な土地。
    戦争が何も生み出さないことを伝える、世界大戦遺産。
    そこを舞台に、再び戦いが起こることの、何と皮肉なことか……。

7つの封印と7つのトランペット

  • キコニアの終末時計や、Phase1のフラグメントクリア後のスタート画面にある、全体が血のようになった月は6:12にも登場する。
  • 6:15の人々が身分に関係なく洞穴や山の岩間に隠れる場面は、ドローン暴走中に隠れていた人々の元ネタではないかとCat Cay氏が指摘している。

6:9小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂を、わたしは祭壇の下に見た。
6:10彼らは大声でこう叫んだ。「真実で聖なる主よ、いつまで裁きを行わず、地に住む者にわたしたちの血の復讐をなさらないのですか。」
6:11すると、その一人一人に、白い衣が与えられ、また、自分たちと同じように殺されようとしている兄弟であり、仲間の僕である者たちの数が満ちるまで、なお、しばらく静かに待つようにと告げられた。
6:12また、見ていると、小羊が第六の封印を開いた。そのとき、大地震が起きて、太陽は毛の粗い布地のように暗くなり、月は全体が血のようになって、 6:13天の星は地上に落ちた。まるで、いちじくの青い実が、大風に揺さぶられて振り落とされるようだった。
6:14天は巻物が巻き取られるように消え去り、山も島も、みなその場所から移された。
6:15地上の王、高官、千人隊長、富める者、力ある者、また、奴隷も自由な身分の者もことごとく、洞穴や山の岩間に隠れ、
6:16山と岩に向かって、「わたしたちの上に覆いかぶさって、玉座に座っておられる方の顔と小羊の怒りから、わたしたちをかくまってくれ」と言った。
6:17神と小羊の怒りの大いなる日が来たからである。だれがそれに耐えられるであろうか。

  • 「死ぬな、殺すな」と仲間たちに呼びかける都雄、鈴姫、スタニスワフ、リーテバイルの各陣営の代表4人は、7:3で「大地も海も木も損なってはならない」と呼びかける四人の天使に対応している。(訳者注:四人の天使は呼びかけられる側だと思うが…?執筆者のミス?)

7:1この後、わたしは大地の四隅に四人の天使が立っているのを見た。彼らは、大地の四隅から吹く風をしっかり押さえて、大地にも海にも、どんな木にも吹きつけないようにしていた。
7:2わたしはまた、もう一人の天使が生ける神の刻印を持って、太陽の出る方角から上って来るのを見た。この天使は、大地と海とを損なうことを許されている四人の天使に、大声で呼びかけて、
7:3こう言った。「我々が、神の僕たちの額に刻印を押してしまうまでは、大地も海も木も損なってはならない。」

7:6彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく、/太陽も、どのような暑さも、/彼らを襲うことはない。(訳者注:これの引用理由は本文には書かれていない)

三分の一の破壊

  • 人口の三分の一が死亡したことは8:7で世界の三分の一が破壊されたことに対応している。

8:7第一の天使がラッパを吹いた。すると、血の混じった雹と火とが生じ、地上に投げ入れられた。地上の三分の一が焼け、木々の三分の一が焼け、すべての青草も焼けてしまった。

苦よもぎ

  • 天から落ちてきたものが海を汚染し、更には飲み水まで汚染する描写はキコニアにも「ヨハネの黙示録」にも存在する。

8:8第二の天使がラッパを吹いた。すると、火で燃えている大きな山のようなものが、海に投げ入れられた。海の三分の一が血に変わり、
8:9また、被造物で海に住む生き物の三分の一は死に、船という船の三分の一が壊された。
8:10第三の天使がラッパを吹いた。すると、松明のように燃えている大きな星が、天から落ちて来て、川という川の三分の一と、その水源の上に落ちた。
8:11この星の名は「苦よもぎ」といい、水の三分の一が苦よもぎのように苦くなって、そのために多くの人が死んだ。

スモッグ

  • 8:12はキコニアのスモッグと対応しているのではないかとCat Cay氏が指摘。

8:12第四の天使がラッパを吹いた。すると、太陽の三分の一、月の三分の一、星という星の三分の一が損なわれたので、それぞれ三分の一が暗くなって、昼はその光の三分の一を失い、夜も同じようになった。

  • 都雄の「地球が…怒ったんだ†」は11:18の神が怒ったことに対応している。

11:15さて、第七の天使がラッパを吹いた。すると、天にさまざまな大声があって、こう言った。「この世の国は、我らの主と、/そのメシアのものとなった。主は世々限りなく統治される。」
11:16神の御前で、座に着いていた二十四人の長老は、ひれ伏して神を礼拝し、
11:17こう言った。「今おられ、かつておられた方、/全能者である神、主よ、感謝いたします。大いなる力を振るって統治されたからです。
11:18異邦人たちは怒り狂い、/あなたも怒りを現された。死者の裁かれる時が来ました。あなたの僕、預言者、聖なる者、/御名を畏れる者には、/小さな者にも大きな者にも/報いをお与えになり、/地を滅ぼす者どもを/滅ぼされる時が来ました。」
11:19そして、天にある神の神殿が開かれて、その神殿の中にある契約の箱が見え、稲妻、さまざまな音、雷、地震が起こり、大粒の雹が降った。

底なしの淵

  • 9:1の底なしの淵(Abyss)はフィーアの地下研究所に対応している可能性がある。
  • 9:2の、農作物を台無しにするいなごは、8MSを混乱させることと関係しているとTonni Ron氏が指摘。
  • 9:6のなかなか死ねない人間たちは、なかなか死なせてもらえない研究員マリオと脳抜き工場の語り手の兄と対応しているのではないかと執筆者が指摘。

9:1第五の天使がラッパを吹いた。すると、一つの星が天から地上へ落ちて来るのが見えた。この星に、底なしの淵に通じる穴を開く鍵が与えられ、
9:2それが底なしの淵の穴を開くと、大きなかまどから出るような煙が穴から立ち上り、太陽も空も穴からの煙のために暗くなった。
9:3そして、煙の中から、いなごの群れが地上へ出て来た。このいなごには、地に住むさそりが持っているような力が与えられた。
9:4いなごは、地の草やどんな青物も、またどんな木も損なってはならないが、ただ、額に神の刻印を押されていない人には害を加えてもよい、と言い渡された。
9:5殺してはいけないが、五か月の間、苦しめることは許されたのである。いなごが与える苦痛は、さそりが人を刺したときの苦痛のようであった。
9:6この人々は、その期間、死にたいと思っても死ぬことができず、切に死を望んでも、死の方が逃げて行く。

千年

  • 竜を鎖で縛り、鍵をかけて底なし淵に1000年封印するという「ヨハネの黙示録」の記述は、地下研究所の底の1000年のタイムカプセルに対応している。

20:1わたしはまた、一人の天使が、底なしの淵の鍵と大きな鎖とを手にして、天から降って来るのを見た。
20:2この天使は、悪魔でもサタンでもある、年を経たあの蛇、つまり竜を取り押さえ、千年の間縛っておき、
20:3底なしの淵に投げ入れ、鍵をかけ、その上に封印を施して、千年が終わるまで、もうそれ以上、諸国の民を惑わさないようにした。その後で、竜はしばらくの間、解放されるはずである。

地の文:それはとりわけ珍しくもなかったが、彼らを必要以上に驚かせた。
    まるで…人智を越えた底なしの淵の怪物の脈動のように感じたのだ†
  • 青いガントレットナイトたちは20:4の第一の復活にあずかった人々かもしれない。彼女たちは超人的な状態になっているように見える。青い体の都雄、ジェイデン、青いガントレットナイトの黄金のガントレットを使う鈴姫と彼らは関係があるかもしれない。青いガントレットナイトたちのいる地下研究所自体、死後の世界のような趣がある。

20:4わたしはまた、多くの座を見た。その上には座っている者たちがおり、彼らには裁くことが許されていた。わたしはまた、イエスの証しと神の言葉のために、首をはねられた者たちの魂を見た。この者たちは、あの獣もその像も拝まず、額や手に獣の刻印を受けなかった。彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。
20:5その他の死者は、千年たつまで生き返らなかった。これが第一の復活である。
20:6第一の復活にあずかる者は、幸いな者、聖なる者である。この者たちに対して、第二の死は何の力もない。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。

女と竜/聖母

  • 12:1の女は聖母マリアとも教会とも同一視される。この女とその息子がそれぞれフィーアと都雄に対応し、12:6で神が女に提供した避難所が地下研究所という読みも可能。

(訳者注:執筆者はThe Holy Mother’s Maximum Speed”という言葉も絡めて考えようとしたようだが、「それは“Maximum Speed of Raphael's Madonna”を英語版キコニアが誤訳したものだ」という指摘を受けたためか斜線を引いて消している。)

12:1また、天に大きなしるしが現れた。一人の女が身に太陽をまとい、月を足の下にし、頭には十二の星の冠をかぶっていた。
12:2女は身ごもっていたが、子を産む痛みと苦しみのため叫んでいた。
12:3また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、火のように赤い大きな竜である。これには七つの頭と十本の角があって、その頭に七つの冠をかぶっていた。
12:4竜の尾は、天の星の三分の一を掃き寄せて、地上に投げつけた。そして、竜は子を産もうとしている女の前に立ちはだかり、産んだら、その子を食べてしまおうとしていた。
12:5女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖ですべての国民を治めることになっていた。子は神のもとへ、その玉座へ引き上げられた。
12:6女は荒れ野へ逃げ込んだ。そこには、この女が千二百六十日の間養われるように、神の用意された場所があった。

収穫祭(The Harvest)

  • 三人の王は騎士団たちに収穫祭の準備をさせているが、それは14:15の刈り入れの時と対応している。

14:14また、わたしが見ていると、見よ、白い雲が現れて、人の子のような方がその雲の上に座っており、頭には金の冠をかぶり、手には鋭い鎌を持っておられた。
14:15すると、別の天使が神殿から出て来て、雲の上に座っておられる方に向かって大声で叫んだ。「鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。地上の穀物(訳者注:harvest)は実っています。」
14:16そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。

  • 14:20の絞り桶から出るワイン=血は、「この日の為に、……生きてきたのよッ!!!何十億人もの血を啜りながらッ!!!」というジェストレスの台詞や、また脳抜き工場のおびだたしい血と結びつくかもしれない。

14:17また、別の天使が天にある神殿から出て来たが、この天使も手に鋭い鎌を持っていた。
14:18すると、祭壇のところから、火をつかさどる権威を持つ別の天使が出て来て、鋭い鎌を持つ天使に大声でこう言った。「その鋭い鎌を入れて、地上のぶどうの房を取り入れよ。ぶどうの実は既に熟している。」
14:19そこで、その天使は、地に鎌を投げ入れて地上のぶどうを取り入れ、これを神の怒りの大きな搾り桶に投げ入れた。
14:20搾り桶は、都の外で踏まれた。すると、血が搾り桶から流れ出て、馬のくつわに届くほどになり、千六百スタディオンにわたって広がった。

七つの鉢

  • キコニア終盤で都雄、ジェイデンの額にできたニキビは16:2の悪性のはれ物である可能性がある。危害を加えてはいけない人間の額に押す神の刻印、危害を加えてもいい獣の刻印である可能性もある。
  • 16:12に「蛙のような汚れた三つの霊」という言葉が出てくる。ケロポヨを連想。

16:1また、わたしは大きな声が神殿から出て、七人の天使にこう言うのを聞いた。「行って、七つの鉢に盛られた神の怒りを地上に注ぎなさい。」
16:2そこで、第一の天使が出て行って、その鉢の中身を地上に注ぐと、獣の刻印を押されている人間たち、また、獣の像を礼拝する者たちに悪性のはれ物ができた。
16:3第二の天使が、その鉢の中身を海に注ぐと、海は死人の血のようになって、その中の生き物はすべて死んでしまった。
16:4第三の天使が、その鉢の中身を川と水の源に注ぐと、水は血になった。

16;7わたしはまた、祭壇がこう言うのを聞いた。「然り、全能者である神、主よ、/あなたの裁きは真実で正しい。」
16:8第四の天使が、その鉢の中身を太陽に注ぐと、太陽は人間を火で焼くことを許された。
16:9人間は、激しい熱で焼かれ、この災いを支配する権威を持つ神の名を冒涜した。そして、悔い改めて神の栄光をたたえることをしなかった。
16:10第五の天使が、その鉢の中身を獣の王座に注ぐと、獣が支配する国は闇に覆われた。人々は苦しみもだえて自分の舌をかみ、
16:11苦痛とはれ物のゆえに天の神を冒涜し、その行いを悔い改めようとはしなかった。
第六の天使が、その鉢の中身を大きな川、ユーフラテスに注ぐと、川の水がかれて、日の出る方角から来る王たちの道ができた。
16:12わたしはまた、竜の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、蛙のような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。
16:13これはしるしを行う悪霊どもの霊であって、全世界の王たちのところへ出て行った。16:14それは、全能者である神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを集めるためである。
16:15――見よ、わたしは盗人のように来る。裸で歩くのを見られて恥をかかないように、目を覚まし、衣を身に着けている人は幸いである。――

16:17第七の天使が、その鉢の中身を空中に注ぐと、神殿の玉座から大声が聞こえ、「事は成就した」と言った。
16:18そして、稲妻、さまざまな音、雷が起こり、また、大きな地震が起きた。それは、人間が地上に現れて以来、いまだかつてなかったほどの大地震であった。
16:19あの大きな都が三つに引き裂かれ、諸国の民の方々の町が倒れた。神は大バビロンを思い出して、御自分の激しい怒りのぶどう酒の杯をこれにお与えになった。
16:20すべての島は逃げ去り、山々も消えうせた。
16:21一タラントンの重さほどの大粒の雹が、天から人々の上に降った。人々は雹の害を受けたので、神を冒涜した。その被害があまりにも甚だしかったからである。

  • 12月25日に、ガントレットナイトたちで戦いながらクリスマスソングを歌うシーンと、14:3の歌のシーンが対応している可能性がある。

14:1また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。
14:2わたしは、大水のとどろくような音、また激しい雷のような音が天から響くのを聞いた。わたしが聞いたその音は、琴を弾く者たちが竪琴を弾いているようであった。
14:3彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。

天の戦士

  • 19:11の天の戦士はキリストと解釈されており、それと戦う都雄が重ねられているのではないかと執筆者は指摘している。ちょうど、キリストからの言葉を預言するヨハネと「預言」する青都雄が重ねられるように。

19:11そして、わたしは天が開かれているのを見た。すると、見よ、白い馬が現れた。それに乗っている方は、「誠実」および「真実」と呼ばれて、正義をもって裁き、また戦われる。
19:12その目は燃え盛る炎のようで、頭には多くの王冠があった。この方には、自分のほかはだれも知らない名が記されていた。
19:13また、血に染まった衣を身にまとっており、その名は「神の言葉」と呼ばれた。
19:14そして、天の軍勢が白い馬に乗り、白く清い麻の布をまとってこの方に従っていた。
19:15この方の口からは、鋭い剣が出ている。諸国の民をそれで打ち倒すのである。また、自ら鉄の杖で彼らを治める。この方はぶどう酒の搾り桶を踏むが、これには全能者である神の激しい怒りが込められている。

新しい天と新しい地

  • キコニアラストでミャオ(?)を迎えに来るベールの青ジェイデンは、21:2の着飾った花嫁(花婿?)と重ねられている。

21:1わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。
21:2更にわたしは、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意を整えて、神のもとを離れ、天から下って来るのを見た。

  • 脳抜き工場の楽園には、21:3のようにもはや死も悲しみも嘆きも労苦もない。

21:3そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、
彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」

???:……人間がこの世にもたらす全ての不運、悲しみ、怒り、痛み…
  そのすべては肉体によって引き起こされているのではないか…?
  肉体があるから戦争ができる。人を傷つけられる。怒りに狂う。どんどん互いに殺し合いながら。
  しかし、肉体から解放された、生死の存在しない世界があるとすれば?†
???:お互いを傷つけあう理由はもはやなくなるだろう。
  誰も人の命を奪えなくなり、悲しみ、怒り、痛み、苦痛は存在しないだろう。
  もう以前のようにはならないだろう。
  肉体がなければ、性差すら無意味になる。
  動物の悩みはほぼ食べ物と繁殖で説明できる。人間も同じだ。†
???:真の天国に抵抗する理由はない。人類が進化を通じて達するに違いない魂の楽園に。
  …あぁ。なるほど。あなたが神ですか……?
  どうか、…人類を約束の地へ導いてください……†

エピローグ:招きと警告

  • 本編の〆である青ジェイデンの「行こうぜ、俺と一緒に」が、「ヨハネの黙示録」の〆であるイエスの招きと重なる。

22:12見よ、わたしはすぐに来る。わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。
22:13わたしはアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである
22:16わたし、イエスは使いを遣わし、諸教会のために以上のことをあなたがたに証しした。わたしは、ダビデのひこばえ、その一族、輝く明けの明星である。」
22:17“霊”と花嫁とが言う。「来てください。」これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。
22:18この書物の預言の言葉を聞くすべての者に、わたしは証しする。これに付け加える者があれば、神はこの書物に書いてある災いをその者に加えられる
22:20以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。
22:21主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。

その他

  • 超東京タワーは「ヨハネの黙示録」の獣の数字である666 m。(訳者注:いわゆる悪魔の数字)
  • ジェイデン行きつけのゲームセンターの名前はアルマゲドン。

16:16汚れた霊どもは、ヘブライ語で「ハルマゲドン」と呼ばれる所に、王たちを集めた。

  • ガントレットナイトたちはリジェクションシールドをぶつけ合うと天使の羽のようなものを散らす。
1)
ヨハネ黙示録の口語訳はここで読めます。
2)
我々の歴史ではヨハネ黙示録含む27書が聖典と認められている。これはA3Wにおける歴史の改変なのか、キコニア世界ではもともとそうなのかはまだ謎。 「新約聖書が最終的に今日の形態をとるに至ったのは、397年のカルタゴ会議においてであり、それまでは各地方でそれぞれ独自のまとまりをもつ聖書が用いられていたと考えられている」(株式会社平凡社世界大百科事典 第2版 【新約聖書】より引用)。このときにマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる4つの福音書を含む27書が聖典と定められた。また、これまで一度も聖典として認められていない関連文書を偽典、かつては聖書に収められていた、聖典と認められているが除外された文書のことを外典と呼ぶ。詳しくは関連書籍を参照せよ。

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phase1/ヨハネの黙示録とキコニアの類似点.txt · 最終更新: 2019/10/17 14:24 by ボル箱